大谷哲也さんのライスクッカー

シンプルな形の炊飯鍋。
以前作者のお宅に伺った時に、
大きな平鍋やライスクッカーでつくってくださったお料理を
哲也さん、桃子さん、それぞれの器でご馳走になりました。

その時から気になっていた「ライスクッカー」が
我が家にきてからは、炊飯に大活躍です。

研いだお米を十分に浸水させてから火にかけて15分、
蒸らして15分で美味しいご飯が炊けます。

炊きあがりの直前に蓋がカタカタ動いて、
もう直ぐですよ、と教えてくれます。

おこげにしたい時は少しだけ炊飯時間を長くします。
自在に付き合えるのがうれしいですね。

今日はトウモロコシご飯にしました。
明日は、大豆を煮る予定です。

富井貴志さんのホオノキのタイル皿

私の「器」との出会いはいつのことでしょう。
生家の和菓子店で甘味と共にある姿。
成人して習い始めた華道。
でも、深く出会いを得たのは、
器を紹介するというこの仕事と巡り合えてからだと思います。

ギャラリーショップでは、食べ物や花は、どちらかと言えば添え物です。
作家の方々が丹精込めて作られた器が映えるように、
食物や草花を、そっと添えていくことを学びました。
そんなことを繰り返していくうちに、
自分の暮らしの中、日々の盛り付けや、花生けの姿も
ゆっくりと変わっていきました。

間、というのでしょうか。
呼吸、というのでしょうか。
私にはうまく言葉にできないのですが、
器と料理や、器と草花が、ともに心地よさそうにしてくれる一点が
少しずつ感じられるようになってきたのです。
素晴らしい花人や料理家の方には遠く及ばないことではありますが、
私なりの心地よい一点を、この場からお届けできましたら幸いです。

富井貴志さんのホオノキのタイル皿。
タイル皿の黒漆仕上げ、表面の美しい波のような姿に合った時、
すぐに浮かんできたものは、チョコレートを盛りたい、でした。
何軒か探して、イメージに合うチョコレートを求め、
タイル皿にクルミとピスタチオを合わせて、想いは完成しました。

富井さんに伺ったところ、表面の彫りは下書きなしで思うがままに
手と刃と共に進めていくそうです。
何時間でも眺めていたい美しいリズム、表面から底部分に向かってわずかに傾斜があり、
その立ち上がり感で盛ったもののをより引き立ててくれます。

今度は、小振りのお饅頭を盛ってみたいと思っています。